Dreamland-夢と想いと小さな工夫

自分の中にある想いだったり日々の工夫だったりをすこしずつ書いていこうかなぁって思ってます。

ICST 2018に行ってきた!

4月に開催されたICST(IEEE International Conference on Software Testing)に参加してきました。
http://www.es.mdh.se/icst2018/
スウェーデンのヴェステロースというところで開催されました。北欧は町並みが素敵で、食事もおいしくて、ホテルの朝食は乳製品天国で、ホントに満喫してきました・・・ってこれじゃ観光のレポートじゃん(笑)

 

基調講演・パネルについては今でも動画で見ることができます。素晴らしい!
http://www.es.mdh.se/icst2018/live/

とにかく自動化は当たり前だし、それはテストレベルをしっかり考慮したうえでの話が当たり前だし、そこからさらに効果的なテストにするにはどうしたらいいんだろう?楽しくないことをやらずにすむにはどうしたらいいんだろう?って考えているのが世界的な動向なんだなって感じました。私の周りはまだスタートラインに立っていないから、解決しなきゃいけない課題が異なるなぁって感じ。

投稿されているPaperも自動化前提な内容が多くて、自動化を行ったうえでの問題点の解決や、ツールを使ってこういう工夫をした!という事例紹介のようなものが多かったかな、という印象です。もっとも私がIndustry Trackを好んで聴講したからというのもあります。Search Based Approachesとか、Mutationとかは、私の守備範囲ではないので・・・orz
個人的に興味深かったのはVisual Testingのセッションでした。私があまりに無知というのもありますが(;・∀・)あー!たしかに表示崩れの問題とかをツールで解決したいと思うし、Sikuliとかは画像認識を利用して操作を自動化するんじゃなくて、画像認識を利用して見た目の問題を検出するために使うんだなっていう気づきを得られました。いやはや気づいたときは恥ずかしかった;

ICSTは昨年東京で開催されたので、今回が2回目でした。
前回も予習不足ではありましたが、日本語に頼りすぎていたなぁと感じました。
今回は「すこしでも理解しなきゃ!」という思いもあり、日本語には絶対に頼れないのもあり、それが多少は効果的にはたらいた気がします。ただやはりPaperは1週間前には見たかったなぁぁ・・・スウェーデンに行ってから見ることができたので、当日Google翻訳に頼りながりPaperも見てスライドも見て・・・という状態になってしまいました。

そんな中で、大学に通ったこともなく、論文なんて共同執筆で2回しか関わったことがなく、論文に馴染みが無いうえに英語力も残念な私が聴講するために試したこと。

  • Paperはまず「CONCLUSION」を読んでみる
  • 概要を把握したら、スライドを見て発表を出来る限り聴き取ろうとする

まずはAbstractを読むとよいのかな?と思ったのですが、Conclusionの記述を読んだほうが、なにをしたくてどうなったのか?が把握しやすいと思いました。なんとなーくでも把握しておいたら、発表を聴くことで自分の中でこういうことを言いたいんだなってつながりやすくなった気がします。。。まぁ英語力がアレなんで私が正しく理解できているかの保証はないのですが(;・∀・)それでもゼロより+になっているからいいかなって♪

あとはもう、ただひたすらに、英語がもっと聞き取れて、もっと話せて、自分の言いたいことを言えるようになりたいと思いました。自分が話したいことを話せるというのが一番の課題だなぁ、と。特に国際カンファレンスだと、聴講者も含めてその場全体でディスカッションするし、休憩のときも意見交換が活発だし、みなさん気軽に話しかけてくださるので、その楽しい雰囲気に入っていけないのはとても残念だなぁと思いました。英語を日常的に訓練していくことはこれからも続けていこうと思いますが、日本で日常的に英会話ができるのが本当はいいんだよなぁと思っています。時間を優先するとどうしても日本語になってしまう。だから日本語と英語をまぜたとしてもお互い馬鹿にしないことから始めないといけないのかもしれません。気軽に一言だけでも英語で話すということがしたいなぁ。