10月26日、27日で開催された、永和システムマネジメント社主催のスクラムマスター研修を受講してきました。
+28日のエクスカーションで永平寺で坐禅もしてきました。
はるばる福井まで行ってきたわけですが、福井に行ったからこそ得られたものがあって、とても充実した時間を過ごせました。
推しポイント
- 実際にスクラムで開発している現場の見学ができる、実例の紹介もある
- 資料に沿った説明だけでなく、クイズ形式で進めて、選択肢に対してなにが適切でないのかまで考えることで、記憶の定着を助ける
- オンサイトならではのディスカッションができる、空気感を味わえる
他のスクラムマスター研修を受けたわけではないから、どこも同じかもしれないし、差があるかもしれません。(オンラインとオンサイトの違いはどこも同じだと思います。)
永和さんは実際に開発案件を持っているため、現場が近い感、リアル感が高いと感じました。実例を目にしてから講義が入ると、イメージも持ちやすくなりました。また、私自身も開発チームの活動をひととおり一緒に過ごすという体験をしたことも重なって、自分達の活動でここは変えられるかもしれない、最近やったこの活動は方向性が間違っていなかった、など、自身の体験と重ねてイメージすることができました。
自分が得た学び
- デモ大事だし、リアルタイムにフィードバックができるのも大事なので顧客にPOになってチームに入ってもらうのはすごく効果的
- スクラムはチームやプロダクトの成長だけでなく、組織の成長にも繋がる
- 人は相対的に見積もることが得意(先日現場で行ったTシャツ見積もりがなかなかうまくいったのはそういうことなんだなと思った)
- 自己と向き合う(永平寺でとくに実感しました。なぜエクスカーションが永平寺なのかは、永平寺に行くとわかると思う!少なくとも私は、あぁだから海外にも受け入れられて、ジョブズも憧れたのか、と思いました。)
- スクラムの体験はなくてもよいかもしれないけれども、あてはめるだけの実体験があるほうが、理解度が増す
- スクラムと刺身の違い
共感したこと
- 困らんやつほど困ったやつはおらん(その人は本当に困っていないのか?という疑問をもつことももちろん大事だと思う)
- スクラムはシンプルだが、簡単じゃない
その他よかったこと
研修後に資料を見返して、研修中に表示していなかったスライドも結構あるな。でもこの話は散りばめてしていたな。うーんでもこのバグの話はしてほしかったなって品質方面で行きてきた身としてはついつい思っちゃうな。なーんて思いました。時間が足りないなんて言ったらどれだけあってもきっと足りないわけで、2日間でちょうどよいのだと思います。
直近でスクラムに関われるかどうかはわかりませんが、そうでなくても、日々の活動の中でなにか取り入れて変えていけたらいいな、と思っています。