Dreamland-夢と想いと小さな工夫

自分の中にある想いだったり日々の工夫だったりをすこしずつ書いていこうかなぁって思ってます。

気ままにテスト実行するひとがスクリプトテストで陥ってしまうこと

くだらない話をだらだらと書きます・・・

4年前に自分のテストのスタイルを気ままに書きました

shiozi.hatenablog.com

はい。このとおり、そもそも作成したテスト実装成果物棚上げしてテスト実行する傾向があるんですよね、あたくし・・・(テスト実装物が自分でつくったものであろうが他人がつくったものであろうが;)

そんな私が「しかたがないからスクリプトテストをする」ときに陥ることについて書いてみようかなと思います。

なんでそんなことを書く気になったかというと・・・昨日Twitterで「実装実施時要検討事項」なる言葉を見かけたからです。設計意図に基づくと、値として(テストケースで確認したいことを邪魔しなければ)なんでもよいけれども、テスト実行の際にはなんか定めないと実行できないパラメーターとか条件とかが該当するそうで。

わかります。そうですね。これ、テストで確認したいことで気にしなきゃいけない条件とかパラメーターとかと混ぜちゃうケースをみかけます。全部混ぜちゃって組み合わせテストでどうだー!!みたいなテストケースを何度か見たことがあります。

混ぜていないときに、よく自分でも使うのが「任意の値」なんですけど。これもまた曖昧すぎるんですよね・・・任意ってゆーてもその値にだって有効と無効があるでしょみたいな。。。あぁ表現って難しい。

だけど私は「任意」って書かれるほうがいいなぁと思います。それはなぜなのか?という話をだらだらしようかと。

テスト実装物とか、テストの指示で、これまで困ったこと

  1. 任意の値でよい箇所に、「test1」など適当に値が入っている
  2. テスト設計していなくて「仕様書の記述どおりであるかをテストしてテスト終了したら記載箇所をペンで塗ること」という指示がだされた

1. のときには、「いやいやいやこれ毎回この値でやってるのよくないと思うのよ。どーせテストするなら普段やらない値を入れたほうがいいじゃん。何度もやるならいろんな値を入れたほうがいいじゃん。」って条件反射的に思うので、その衝動が抑えられなくて他の値でテストしちゃうんですよね・・・・・だけど根が真面目なので、テスト結果をOKにするためには「書かれているとおりにやった」でなければいかんと思うわけです。だって万が一そのとおりにやってNGだったら困るし; ゆえに無駄だとわかっているんだけれども嘘をつきたくないので仕方がないから書かれていることもやるのです・・・だから私がスクリプトテストをすると人三倍工数がかかると・・・

2. のときは、「え?仕様に書かれていることって、これを証明するには仕様に書かれていないことも全部考慮しないとだめじゃん;え?どこまでテストするのよこれ;なんで周りの人はそんな簡単にさーさーと塗りつぶしていくわけ?????」・・・はい。律儀に言葉どおりにやろうとする子なので、果てしなくなりすぎて崩壊レベルで進みませんでしたとさ・・・(この現場1ヶ月半で泣きながらやめてきたw)

こんななので、仮に「実装実施時要検討」なんて書かれた暁には、「え?なに?なにを検討するの?なんか検討しなきゃいけないの?」って・・・たぶんテスト設計し直すみたいな事態に陥るとおもうんですよね・・・気がかりな周辺全部拾ってくると思うんですよね・・・

つまり私にどれを渡しても結局なんかいろいろ考えて他のことをやってしまうので、だったら最初からおまかせにしてもらえると嬉しいんだけどなぁって思うのでした。

だけど、一般的には要検討って書いたほうがよいのだろうなぁって思いました。そう記載をしておくことで、再度立ち止まって、それがテスト実行にあたってどんな役割を果たす条件なのか?を見直す機会はあるほうがよいのだと思います。